6.11 脱原発デモ(非民主的な原子力推進政策)

6月11日に全国で脱原発を求めるデモ・100万人アクションが呼びかけられています。
↓リンク先で地図のピンをクリックすると詳細情報が見れます。
http://nonukes.jp/wordpress/
↓集合場所や時間などはこちらにもまとめてありました。
http://sekaihokkori.livedoor.biz/archives/51836091.html


↓東京ではいくつかの場所でデモがあるようですが芝公園と新宿のデモを紹介しておきます。


■6.11 新宿・原発やめろデモ!!!!!(素人の乱
http://611shinjuku.tumblr.com/
14:00 新宿中央公園・多目的運動広場に集合
15:00 新宿1周・超巨大サウンドデモ出発
18:00 原発やめろ広場出現!!!!!(アルタ前)


芝公園に集合し、集会を行い、その後デモに出発
日時:6月11日(土)集合13:00 集会13:30 デモ出発14:30
場所:東京・芝公園23号地(東京タワー下・地下鉄三田線御成門駅」5分)
http://www.labornetjp.org/news/2011/1305684600267staff01



非民主的な原子力推進政策
日本ではこれまで、政治家や官僚、それに財界、教育機関などが一体化し国策としての原子力政策を強力に進めてきました。
そして、原発が建設される地元の少数者の反対に対し、恩恵を受けている都会に住むほとんどの人は無関心な傍観者として原発に賛成してきました。

マスメディアはどうでしょう。権力機構から自由な立場で批判的な視点を持ち報道できているでしょうか。
ニュース報道などを見ていても「原発ありき」な一方向な報道が大勢で、たまに脱原発に向けた動きが紹介されてもニュースキャスターやコメンテーターは「原発をやめると電気が足りなくなる」だとか、「他の方法ではコストが高く電気料金が上がる」といった原発を推進する側が主張していることだけを語ったりしていないでしょうか。
政府や官僚ものらりくらりと情報を隠し、なかなか表に出しません。

このような状態というのは、本来あるべき民主主義の姿(市民が情報を分析し判断し、そして選択をして公的政策に転換していく政治の構造)とはほど遠いものです。つまり、原子力政策には民主主義の実態を失わせる構造的な問題があるわけです。
それでも福島の原発事故以来、多くの人々が原発に関心を持ち、これまで除け者、扱いをされてきた小出裕章さんのような原子力の専門家に脚光が当たり、人間と原子力とは共存できないと考える人が増えました。

私は日本のエネルギー政策を再生可能エネルギーを軸にしたものに転換させるべきだと考えますので、声をあげるためデモに参加する予定でいます。
もう「沈黙による共謀」とはオサラバしましょう。



<関連リンク>


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ドイツから「やめよう原発!あか〜ん原発!」と日本語メッセージ

5月30日にドイツの政府が2022年までに脱原発を実現することで合意したというニュースをネットで検索してたら、たたまたまドイツ在住の日本人のかたのブログ
http://blog.goo.ne.jp/kulitaka/e/3b33a08ae0aaee5413cfb1535c8d69c3
をみつけました。「ドイツの旧首都ボンでのデモと集会に参加し、日本とドイツの脱原発を中心としたテーマでスピーチ」を行ったそうです。
以下の動画。
4:20あたりからドイツ人による脱原発コール「ダメダメ原発!やめよう原発!あか〜ん原発脱原発!」
Fukushima - Dame Dame Genpats' in Bonn 28. Mai

動画の紹介文より

5月28日、ドイツ全国で約16万人の「脱原発」大規模デモがありました。旧首都ボンから日本へ向けて、ドイツの人から脱原発の日本語メッセージ。「ダメダメ原発・アカ〜­ン原発・やめよう六ヶ所・行くぞ脱原発・日本の希望・自然エネルギー・がんばれ日本・We will change・がんばれドイツ・We will change」の大きなシュプレヒコールとなりました。

コメント欄より

ドイツ語のわかる知人に演説者がコールを始める前に何を言ってい­るのか大筋を訳してもらいました。
少しでも多くの日本の人に知ってほしいので許可を得て転載します­。

                      • -

日本は(あれだけの事故を起こしながら)原子力発電をまだ続けよ­うとしている。

我々ドイツ人は原子力の安全性を考えたら原子力の問題は政治上論­議する問題には及ばないと思っているが日本とフランスはそうでは­ないようだ。

しかし未来の価値ある生活を考えれば、日本人やフランス人もこの­ような原子力に対する考えを持つ同志であってほしいと私は強く主­張する。事故の後に福島原発の近所に住まわれていた農家の方が自­殺したという悲劇は繰り返してはいけないのだ。


ぼくも、もっとも大事なことはこの原発事故の悲劇を二度と繰り返させないことだと思います。