南京事件否定本「南京の実相」が発売されるそうです。

国際社会において名誉ある地位を占めたいと思う日本国民としてはなはだ迷惑な話なんですが、「南京の実相 国際連盟は「南京2万人虐殺」すら認めなかった」(監修:日本の前途と歴史教育を考える議員の会、著者:水間政憲)という南京事件を否定する本が11月1日に発売されるそうです。

「南京問題小委員会」、“研究”成果を堂々公刊! - Apeman’s diary

Apemanさんとこのコメ欄にも書いたけど『国際連盟は「南京2万人虐殺」すら認めなかった』だから『南京事件は虚構だ!』という幼稚なトリックについては以前に3つのエントリを書いているのでよく知らない方はお読みください。

◆ 美しい壺日記 ◆ 南京大虐殺についての疑問
◆ 美しい壺日記 ◆ 続・南京大虐殺についての疑問
◆ 美しい壺日記 ◆ [南京事件]安倍晋三と戸井田徹は税金のムダ

ついでにメモ。
10/27麻生首相、日本の植民地支配と侵略に深い反省を表明 - 人民網日本語版
http://j.peopledaily.com.cn/94474/94736/6522055.html

日本の麻生太郎首相は25日、アジア欧州会議(ASEM)第7回首脳会合への出席を終えて帰国の途に就く前に、中国中央テレビCCTV)の単独インタビューに応じた。CCTVのウェブサイトが伝えた。
(中略)
歴史問題について麻生首相は「わたしとわたしの内閣は、村山談話の立場を引き継ぐ」として、日本の植民地支配と侵略に深い反省と心からの謝罪を表明した。また、「わたしたちは謙虚に過去を振り返り、共に未来を築かねばならない」と特に付け加えた。さらに「わたしは若者に希望を託しているので、中日両国の青少年が歴史の重荷から解かれ、積極的に交流し、両国民間の友好を深めることができるよう期待している」と述べた。
(中略)
海外の一部の人間が中国経済の急成長を前に「中国脅威論」を揚言していることについては、自身の豊富なビジネス経験から「中国経済の急成長は日本のみならず世界にとっても大きな利益があり、みなから歓迎されるべきものだ」との見解を示した。