今夜のNスペ「セーフティーネット・クライシスII 非正規労働者を守れるか」は見なきゃ

めっちゃ出遅れましたが15日に放送された『NHKスペシャル』を(途中からですが)見ました。ホームレスの支援をしているNPO「もやい」の湯浅誠さんが出演していたんだけど自民党大村秀章のごにょごにょしたいいわけをバッサリ斬っていたね。自民党がいままでいかにひどい政治を続けてきて、これからも続けようとしているかが改めてよくわかったよ。番組を見ていて一番いいと思ったところは、日本はこれからどういった国を目指すべきなのかよくわからない人に、多くの考えるヒントを与えてくれる構成になっていたところかな。

今夜(深夜)の再放送予定。

セーフティーネット・クライシスII 非正規労働者を守れるか
http://www.nhk.or.jp/special/rerun/index.html
2008年12月18日(木) 午前0時55分〜2時10分 (17日深夜) 総合
初回放送 2008年12月15日(月)
▽3人に1人を超えた派遣・パートなどの「非正規労働者」。景気後退の中、来年3月までに3万人が仕事を失うと見られている。彼らの雇用や暮らしをどう守るのか?
【ゲスト】厚生労働副大臣大村秀章日本総合研究所特別顧問:門脇英晴、反貧困ネットワーク事務局長:湯浅誠東京大学教授:神野直彦、【キャスター】町永俊雄、【語り】中條誠子

少しでも多くの人に見てほしいと思うのでかなりあやふやな記憶だけど湯浅誠さんの言葉を思い出して書いてみる。(メモを取っていたわけではないので正確ではないけど、まぁこんな感じ。)


1、自民党は「社会福祉を充実させるため」と言って消費税を導入した、しかし現実はその逆で医療費にしろ年金にしろ負担は増えている。

2、企業に対する支援や保護の場合は性善説に立っているが、低所得者層に対し支援や保護を行なおうとすると不正受給をするんじゃないかとか性悪説に立っている。

3、しっかりとしたセイフティーネットがなければチャレンジできる人の数も裕福な層に限られる。現在のチャレンジできるだけではダメ。

4、理不尽に首を切られている派遣労働者が少なからず声を上げているのは希望だ。


脳みそをフル回転させたけど、これぐらいが記憶の限界のようだ(^^;
あっ、あと、番組を見て初めて知ったんだけどオランダですでに行なわれているフレキシキュリティという雇用政策を日本はモデルとすべきだね。一時的な景気対策で不景気を乗り切ろうとする内ゲバ中の現政権をみるにつけ、日本も早急に政権を変えなきゃ取り返しのつかないことになるなぁこりゃあ、と思ったしだい。

(この問題は再放送を見てもう一度ちゃんと書いてみようと思う。)


TB先
「消費税増税は社会保障目的税」は大嘘 | 時の河のブログ(←何度もトライしたんだけどアメブロにはTBが通らないみたいorz)
「社会保障の経済効果」こそが有効な景気対策。(みなさんのコメントから) - 村野瀬玲奈の秘書課広報室
大脇道場 NO.821 NHKスペシャル 『セーフティーネット・クライシスII 非正規労働者を守れるか』を観た。
きまぐれな日々 選挙前の大連立は不可能 & 新政権は内需拡大を第一に