番組紹介

凡人69号さんから以下のようなコメントをもらいました。

凡人69号 2011/02/05 22:28
関川夏央著「海峡を越えたホームラン」などでも知られるとおり、韓国プロ野球黎明期には、金日融こと新浦寿夫氏をはじめとした在日選手が多数韓国に渡りましたが、李選手と同様に「ハンチョッパリ」と差別されたみたいですね。
日本においても、例えば海外からの帰国生徒・児童へのいじめだったり、もっといえば転校生へのいじめなんかもありますね。まあ、自分もご立派なこと言える人間じゃないのですが、異なる環境からやってきた人間に対して、防御心や優越感からいじめに走るケースは、少なくないのだと思います。


読んだことないので一度読んでみようと思うのですが、NHKのBSハイビジョンで2月6日に同様の問題を扱った「白球 選手たちは海を渡った」という番組が放送されていたそうです。
で、13日に再放送があるとのことなのでお知らせしておきます。(ワタクシ見ていないので再放送を見る予定です(^^;)


2月13日(日)午後4時00分〜
(再)ハイビジョン特集 「白球 選手たちは海を渡った」


番組サイトより
http://www.nhk-g.co.jp/program/news_documentary/2011/018/index.html

「野球」を舞台に日本と韓国の過去の歩みと未来を見つめる。
 物語の軸となるのは韓国野球界で「野神」と呼ばれるキム・ソングン監督(金星根)。京都で生まれた在日韓国人2世。彼の率いる韓国球団の2010年シーズンを追いながら、戦前、戦中、戦後、様々な野球人たちが海峡を渡った秘話を綴っていく。過去、多くが語られなかった日韓を行交った野球人たちの心の叫びを淡々と映し出していく。張本勲氏らが出演。


 去年春、高知でキャンプを始めた韓国球団。監督キム・ソングンは日本で野球を夢見たが在日韓国人を受け入れる環境がなく“片道切符”と覚悟を定め、海を渡った。父母の祖国で「自分は受け入れられない」という苦しみを経て、“弱小球団を常勝球団にする監督”という実績を築き上げた。2010年の目標は韓国覇者となり日本シリーズ覇者に勝つこと。


 およそ100年前、アメリカから韓国に野球が伝わった。戦前“野球の早稲田”に憧れたキム・ヨンジョは、戦後、韓国代表4番として韓国野球の基礎を築いた。光州事件など社会が揺れた時代に韓国プロ野球が誕生。裏舞台を奔走した張本勲氏が秘話を語る。海を渡った選手らの「野球をする喜び」、だが長島茂雄に憧れ日本に渡ったペク・インチョンは祖国で裏切り者とよばれた。逆に父母の祖国で在日韓国人選手たちは「活躍しても馴染めぬ」空気に苦しんだ。
この歴史の積み重ねの先にあったWBC決勝・日韓戦。勝負をわけたイチローの打席を韓国代表監督キム・インシク張本勲が語らう。未来の大選手をめざし日本へ野球留学した韓国の若者たち、そして日本プロ野球に身をおく現役韓国人選手たちも登場、それぞれの思いを語る。