「大江健三郎 大石又七 核をめぐる対話」

7月3日に放送された『【ETV特集】「大江健三郎 大石又七 核をめぐる対話」7/3(日)夜10時 【ETV特集】「大江健三郎 大石又七 核をめぐる対話」7/3(日)夜10時』の動画です。(大石又七さんは第五福竜丸の元乗組員で、最初の子どもを奇形児、死産というかたちで亡くしている。)


NHKETV特集20110703 「大江健三郎 大石又七 核をめぐる対話」

(01)http://www.youtube.com/watch?v=lfLml8OsZiA
(02)http://www.youtube.com/watch?v=rC5G1aikPzM
(03)http://www.youtube.com/watch?v=WmVx9EK-s-Q
(04)http://www.youtube.com/watch?v=SfNVnEeUcws
(05)http://www.youtube.com/watch?v=zS4E7SHjhx8
(06)http://www.youtube.com/watch?v=IM_d6c8zG2M
(07)http://www.youtube.com/watch?v=XmUEfjm9tR0


(05)


紹介しておいて、じつはまだ番組の後半しか観れていない(^_^;)のですが、上の(05)6分30秒あたりから、アメリカがマーシャル諸島ビキニ環礁で行った水爆実験によって「死の灰」を浴びたロンゲラップ島の人々のことが紹介されます。
ロンゲラップ島の元村長ジョン・アンジャインさんの息子レコジくんは当時1歳で被曝し、15歳のとき甲状腺の障害がみつかり手術をしますが、19歳のときに白血病で亡くなります。
これに対しアメリカ政府は死因について「マーシャル諸島被ばく報告書」(1975年)のなかで「放射能と関係あるかもしれないし、ないかもしれない」などと報告。
その後、ロンゲラップ島の人々は被害の補償を求めアメリカ政府を相手に訴訟を起こすことになります。
元村長のジョン・アンジャインさんは、50年以上が経ったいまでも被曝の問題は解決していない、闘いは続いていると語ります。


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