非公開だった公文書が公開されたようです wktk

まずはホドロフスキさんのこちらのエントリをお読み下さい。
戸井田センセイ GJ!


今まで非公開だった極東国際軍事裁判関係資料と沖縄戦関係公文書1500冊が公開されたそうなので今後の検証に期待したい。ところで、*1戸井田徹(といだ とおる)議員は安倍改造内閣の崩壊で、てっきり内閣府大臣政務官の職を干されたと思っていたんでウォッチリストから外していたんすが、公文書管理担当大臣政務官という聞いたことない役職でがんばっていたようですね。

なぜがんばっていたかというとコメ欄でJodorowskyさんも指摘しているけど「戦後、GHQが都合の悪い文書を非公開にさせ日本の誇りを否定する洗脳政策を行なってきた」という、いかにもなイデオロギーが背景にあるようですが……ヤレヤレ

それと自称ジャーナリストの水間政憲は「国益に直結する良いニュース」「日本の名誉を回復出来る公文書」と浮かれているけど、非公開の条件の中には国益に支障があると判断したものも含まれているわけで逆に国益を損ねる文書が出てきたらどうするんでしょうね。隠すのかな?

まっ、水間政憲といえば例の「スクープ!」で日本軍が終戦時の兵器引き渡しの際に詳細な引き渡し書を作成していたことを証明し、化学兵器を引き渡していなかったことを次々と立証してしまったことで有名(こちら参照:◆ 美しい壺日記 ◆ ウソをウソと見抜けない自民党・戸井田とおる議員)なので、今後の「スクープ!」発動に期待しましょう。

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 (0゜・∀・)   ワクワクテカテカ
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 と__)__) +


最期に、戸井田センセイと水間センセイへ。
沖縄戦関係公文書1500冊が公開されたわけですが、公文書に軍命が記されていなかったからといって「やはり軍命なかった!強制否定する新証拠!」なんて真実を歪めるネタを産経新聞に売り込まないでくださいよ。軍命というのは必ずしも文書で伝達されるわけではなく口頭で伝えられるのが普通ですから。

それに都合の悪い資料を焼却していたことは有名で、最近こんなニュースもあったことだし
Gazing at the Celestial Blue 旧海軍が重要書類焼却を命じた通達文書、英国立公文書館にて発見(追記有)


事実の確認だけはくれぐれもお忘れなく。

*1:戸井田徹戸井田とおる名義で名誉や誇りという名の国辱活動を日々、展開し続けている国会議員の1人。「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の南京事件小委員会委員長。C級アクション映画「南京の真実」の賛同者。米紙ワシントン・ポストに掲載されたデマ広告「THE FACTS」の賛同者、など。